本をあっちこっちに散らかしている娘に「片付けなよ～」と言ったら、本棚がいっぱいで入らないと言う。見てみたら、確かにこれじゃ無理。本棚に所狭しと本が押し込まれていた。
収納スペースを増やすのは避けたいところ。今のうちから自分に必要なものとそうでないものを判断する習慣をつけておいたほうが良いと思い、「もういらない本ない？」と聞いたら娘はすぐさま数冊ピックアップしてきた。
もともと、娘は何を買うにしても基本即決。そして後で後悔することは皆無。親としてはありがたいことこの上ない。
「よしよし、じゃこれをブックオフに持っていったらお小遣いになるね」と言いながら本を見てみた。親が買ってあげた本を売ったお金が娘の小遣いになると言うもの何か違うような気もするが…
さて、で、娘がピックアップした本を見てると…
「え、これいらないの？」
「これも？読んだの？？？」
いやいや、親が迷ってどうする(笑)
とは言え、この２冊には動揺してまった。
特にこっち。
『おでかけのまえに』筒井頼子作
これは娘が4~5歳の頃（かな？）の大のお気に入りの1つで、寝る前に何度もなんども読んであげた。この絵本はパパも大好き。
お手伝いをしたりお化粧をしたり、好奇心旺盛なあやこと、あやこが何をしても優しく接してくれるお母さんとお父さん。娘に読んであげながら「このお父さんはお手本になるな」なんて思いながら読んでいた。
今の娘の心境としては「こんな赤ちゃんっぽいのなんてもういらない！」という気分だんだろうが、いやいや、パパはこれを見ると思い出が詰まり過ぎていて涙なくしては手放せそうにないぞ…
と思って、とにかくブログに書いておこうと思ったのだよ。ちなみに、娘ちゃんは今頃児童館で友達と遊んでいるはず。さっき児童館に送り届けた時はまだ友達は来ていなかったけれど、無事に合流できたかな？友達だけで児童館で遊ぶようになったは2年生の夏くらいからだっけ。まだまだあぶなっかしくてヒヤヒヤすることもあるけれど、日に日にお姉さんに成長しているね。
そして、ママはここぞとばかりにストレングスファインダーの34資質を出すと言って小部屋に籠ってしまった。（おかげでパパは一人時間を満喫。楽しくブログを書いていられるよ）
週末に家族がそれぞれ別々のことをするなんて、ちょっと前までは考えられない、まだまだ先のことのように感じていたけれど、早いもんだね。
よし、そろそろ夕飯の仕込みを始めるか。今夜は娘からリクエストがあったホテル風オムライス。愛情たっぷり入れて作ってあげよっと。
