INDEX
- 大國魂神社に霊媒師さんはいる!?
- 霊媒師さんがいないなんて言えない
- わかりやすく、誤解されないように、けれども落胆させないように説明してみた
- いざ出陣
- 申し込み用紙に「除霊」と書くのか?
- 落とし所は「諸災防除」
- 念願のお守りとおみくじ
- ご祈祷 本日のメインイベント
- 最後は参拝
- おわりに
大國魂神社に霊媒師さんはいる!?
先週の土曜日に行ってきました。妻によると、娘のはーちゃんは、どうやら大國魂神社に霊媒師さんがいると勘違いしていそうだとのこと。確かに、「お祓い」や「厄除け」についてご利益がありそうだとか、有名で評判がいいという話はしたものの、直接的にはーちゃんの切なる願いである、
- 「霊が何体憑いている」のか言い当てたり
- それを「除霊」したり
- それでもだめなら家の中に住み着いていたり、モノに憑いている霊がいるかどうか相談できるか
などについて具体的な回答は敢えてせずに、ちょっとうやむやにしてきたのでした。
霊媒師さんがいないなんて言えない
「これはやばい」
と思ったものの、でも、だからと言って「はーちゃん、大國魂神社に霊媒師さんはないんだよ。だから、霊がいるかどうかはわからないし、除霊もできないんだよ」なんて言ったら、また振り出しに戻ってしまう。
わかりやすく、誤解されないように、けれども落胆させないように説明してみた
そこで、できるだけわかりやすく、そして誤解されないように、けれども落胆させないように僕なりに↓のように説明してみました。
- パパもあまり詳しくないからまだ調べている途中なんだけど
- ここ(大國魂神社)ではご祈祷をしてくれるらしいよ
- ご祈祷というのは、悪いものが近寄ってこないように、もし悪いものがいても、それをお祓いしてくれるものだよ
- そして、この神社はすごく人気なので、遠くからもたくさんの人が来るから、一人ずつの相談にはのれないみたいだよ
- でも、きちんとお祓い(ご祈祷)をしてくれるし、御札をもらえるからそれを家に置いておくと、家の中も安心なんだって
- だからはーちゃんが知っている霊媒師さんのやりかたとはちょっと違うかもしれない
- けれど、ここはここのやり方でやってくれるので、一度行ってみてもいんじゃないかな?
- そして、また何か調べてわかったらそのとき相談しよう
こんなことをきちんと丁寧に話してみました。すると、深く納得してくれた様子で一安心。
いざ出陣
水筒や本をリュックに詰め込んで出かける準備をして車で10時半ころ出発。心配していた駐車場も、参拝者用のタイムズが空いていたので、そこに止めました。すると、すでにながーい参拝の列ができていました。「おみくじやりたい!」とか「お守り買って〜」とか、ちょっとウキウキしているはーちゃん。縁日のように露店がでていたので、なおさらテンションが上がっていたのかもしれません。
申し込み用紙に「除霊」と書くのか?
おみくじも、お守りもいんだけど、ご祈祷はすぐにできないかもしれないから、先に申し込みをしてからにしよう、ということでご祈祷の申し込みコーナーに行きました。ところが、申し込み用紙に必要事項を記入しようとしてはたとお困りました。安産、良縁、都市祝い、合格、厄除け、家内安全など30近くのカテゴリーがあるのですが「除霊」なんてものは当然ありません。どうしたものか...。
こちらに載っていない祈願南洋は、ご相談下さい
とあるものの、「除霊」なんてやってないだろうし、ダメもとで相談したところで、大國魂神社では除霊ができないということが白日の下にさらされると大変。はーちゃんの大國魂神社に対する興味が失せてしまっては、ここまできた苦労(はしてないけれど)は水の泡。作戦失敗ということになってしまいます。「その他」とか「一般」みたいなのがないかと焦りだした矢先に発見しました。
落とし所は「諸災防除」
諸災防除!?お〜っ、これ、いんじゃない???うん、完璧、渡りに船って感じ!ということで、初穂料に5,000円(下限が5,000円でした)と書き込んで申し込み窓口に向かいました。
すると、ここも長蛇の列。申し込みをする建物をコの字型に囲むように行列ができていました。
念願のお守りとおみくじ
申し込みを済ませてから、ご祈祷まで時間があったので、はーちゃんにお守りを1つ買ってあげて、おみくじを引かせてあげました。
大吉を出ると期待していたはーちゃんが引いたのは「末吉」。テンション駄々下がりのはーちゃん。「もう一回やりたい」というので、「おみくじというのは一度に何回もやるもんじゃないんだよ。また今度ね」と言って我慢してもらいました。
ご祈祷 本日のメインイベント
そうこうしているうちに、遂に本日のメインイベント、ご祈祷です。待合室でしばらく待機してから「祈祷の間」(とは言わないと思いますが)に進みました。70~80人くらいはいたでしょうか。葉のついた小枝に白いギザギザの半紙が付いているようなものを配られて待機です。
そして神主さんが2人登場してきました。それぞれの役割分担があるようで、向かって左側の神主さんから祈祷がはじまり、右側の神主さんに役割が交代してからはーちゃんの名前もしっかり読み上げられました。はーちゃんは正座をして神妙な面持ちで(霊のことを思っていたのでしょうか)挑んでいました。ご祈祷は滞りなく終了して、最後に御札やお神酒などが入った紙袋を頂きました。
はーちゃんの態度から察するにこの荘厳な儀式ははーちゃんの心に重く響いたようで一安心。
最後は参拝
いよいよ本日最後のイベントの参拝です。はーちゃんは家を出る前に、お賽銭を準備するという徹底ぶりで、楽しみにしていたようです。大國魂神社に着て1時間くらい経つうちに参拝客もどんどん増えて、気がつくと列が更に長くなっていました。
ここは賽銭箱の横に二礼二拍手一礼の作法について図解ポスターが掲示されていたのではーちゃんに説明の際に助かりました。
おわりに
はい、と言うわけで本日の任務無事に終えることができました。はーちゃんは様子は、今の所は満足げです。お祓い(ご祈祷)と御札の効力を信じ切っている様子です。
お参りに行って以来、まだ一度もはーちゃんの口から霊の話はでてきませんし、「オカムロ」も「ババサレ」も出ていません。うん、いいですね、上々です。しぼらく様子を見てみたいと思います。
ほんと、保育士のJさんには感謝です。機会があったら報告に伺いたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。尚、ここに至る経緯は↓をご覧ください。それではまた!