INDEX
- 再挑戦!シャドーイング100回への道
- シャドーイング以外の練習方法
- シャドーイング100回で覚えられるか?
- ボキャブラリーと覚えやすさの関係
- よく言われるブリティッシュアクセントの特徴
- ブリティッシュ発音の意外な難しさ
- アメリカ英語とイギリス英語の違いに気付く
- 関西弁や東北弁だったら?
- 英語のアクセントとその心理的な影響
再挑戦!シャドーイング100回への道
一昨日に続き、昨日も文単334ページの The FInancially Fortunate Have Fewer Children(212words)のシャドーイングを100回目指して頑張りました!
ところが、やはり前回同様3時間ちょっとかけて勤しんだものの、合計で84回までしか行けず、100回には届きませんでした。
シャドーイング以外の練習方法
厳密にはシャドーイングだけではなく、スムーズに言えないところを何度も繰り返し練習をしたり、オーバーラッピングをしたり、自分の発音が気に入らなければ振り出しに戻ってやり直したりしたので、その分時間が余計にかかっています。
シャドーイング100回で覚えられるか?
そしてシャドーイング100回で覚えられるのか?という疑問に対する答えは、あと16回残っているとは言え、ほぼ出ました。自分の場合はズバリ「NO!!!」です。
ボキャブラリーと覚えやすさの関係
これは後になって考えてみれば当たり前の話でした。例えばその文章に含まれている語句の中に自分にとって馴染みのある語、例えばアクティブボキャブラリーがどれくらいあって、パッシブボキャブラリーがどれくらいあって、馴染みのある言い回しやそうでない言い回しがどれくらいあるか、またその内容が自分にとって新しい情報なのか否かによっても覚えやすさは大きく変わってきますから。
よく言われるブリティッシュアクセントの特徴
そんな当たり前のこと以外にも、いろいろと気づきがありました。今回はあえてブリティッシュアクセントのナレーターが読んでいるThe FInancially Fortunate Have Fewer Children(212words)を選んだのですが、イギリス英語は単に [r] を発音しないとか、[t] の発音が異なる(はっきり発音するorフラップする)とか、発音しない音があるとか、schedule のようにそもそも単語によって英米で発音が異なるとか、そのように一般的によく言われているし、自分もそう思っていましたが、そういったことの他にも、もっと厄介なことがありました。
ブリティッシュ発音の意外な難しさ
自分にとって今回何度も練習をしても、それがなかなか体に染み込まないのは、
- 発音する単語の長さが違ったり
- 促音のような音の詰まり?があったり
- それによって後続の語とのつながりが北米英語とまるで違ったり
- そう言った複数の要素が絡まり合うと文のリズムや抑揚がアメリカ英語のそれとは全く異なる
からだと思い至りました。
アメリカ英語とイギリス英語の違いに気付く
アメリカ英語と同じ英語とはいえ、イギリス英語はかなり異質なものであるにもかかわらずそのような認識を持っていませんでした。ができていなかった。いや、軽く考えていました。もっと平たく言うと、完全に舐めてました。イギリス英語がアメリカ英語と違うという理解をしていたつもりでしたが、全然わかっていなかったということが今回よくわかりました。ブリティッシュアクセントを正確に聞き取るためには、もっともっと発音を通してイギリス英語に馴染まないといけないですね。逆にいうとまだまだ伸びしがあるということがわかってよかったです。
関西弁や東北弁だったら?
考えてみればそんな100回のシャドーイングくらいで俺が覚えられるはずなんてないんですよ。もっと早く気づけよ俺!と当時の自分に言ってやりたいです(笑) だってですよ、そもそも関西弁や東北弁で書かれた記事を100回シャドーイングしたからと言って、それくらいで覚えられますか?ってことです。関西弁や東北弁はまだ意味がわかる分アドバンテージがありますが、それでも覚えられるかというと無理ですよね。84回やった今だから言えます。いや、もしかしていけるのか???(笑)
英語のアクセントとその心理的な影響
興味深いことに、アメリカ英語を話すときの高揚感?みたいなものが、イギリス英語を真似る時には得られないんですよね。これは、ただ単にまだそう言う段階に達していないのか、それとも好きな音楽とそうじゃない音楽があるように、英米の英語で生理的な反応が異なると言うことなのか。そして、[t] の音を明確に発音するのって結構疲れる(パワーが必要)ということがわかりました。単なる慣れの問題かもしれませんが。
以上、シャドーイングを100回やると覚えられるのか否かの検証レポートでした。