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英検二次試験の不安
今日はカナダ出身のK先生とのレッスンで、今日の英検の二次試験について話しました。全体的にはまずまずのできだと思っていますが、スピーチのテーマだった「キャリアの成功」にうまく話をつなげられたかが不安だと話しました。合格の基準が不明瞭で、40点満点で合計が基準を上回っていれば合格なのか、1つでも基準を下回ると不合格になるのかわかりません。僕が3回目に受けた英検の一次試験では、平均点が基準を超えていたにもかかわらず不合格だった(リーディングが68%だった)ところをみると、1つでも基準を下回っているとNGなんじゃないかと話しました。
K先生の日本語検定試験経験
その話をしたとき、先生は「日本人は厳しすぎる」と笑っていました。先生は日本語検定に挑戦した経験があり、あと1点で不合格になったことが何度もあるそうです。結局合格はせずに受験をやめたそうですが、現在は日本語を使う機会がほとんどないため、あまり残念にも思っていないようでした。
ビギナー向けレッスンの状況
話が進んで、ビギナークラスについても聞いてみました。K先生によると、本当の意味でのビギナーレベルの生徒は少なく、多くは中級レベルの人たちで、語彙や文法にまだ挑戦が必要な段階だそうです。依然として、フィリピンなどのノンネイティブスピーカーの先生がビギナークラスの間では人気があるようです。
僕自身のレッスン選びの経験
僕も最初はフィリピンの先生のクラスを選んでいましたが、西洋の文化や価値観についての話になるとギャップを感じることがあり、またアクセントが強く聞き取りにくいと感じることもあって、ネイティブ講師のコースに変更しました。この話をしたとき、先生が実はフィリピン系カナダ人だと知り、意外に思いました。
アクセントが移る現象について
先生は、フィリピンの親戚と話すときにはフィリピンアクセントに、イギリス人と話すときにはイギリスアクセントになると話してくれました。それは意図的ではなく、自然と周囲の影響を受けてしまうのだそうです。僕も北海道の人と話す時は方言が出るので共感しました。このように「移る」ことを、感染症の場合は「contagious」というのと同じように言葉が「移る」場合は「catching」というそうです。
次回レッスンへのプレッシャー
今日も充実した会話でした。レッスンの最後に、次回はぜひ英検の良い報告を聞けることを期待していますと先生からさりげなくプレッシャーをかけられ、終了しました。
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