おはようございます!
今朝は、寝ぼけた娘に蹴られて4時半に目が覚めてしまいました。睡眠時間は6時間半を切っていたので、もう少し寝たかったのですが、覚醒してしまったので諦めました。
さて、今読んでいる本『その後の となりの億万長者』という本にシェイクスピアの有名なセリフが出てきました。
All that glitters is not gold.
「輝くものすべてが金ならず」
これは『ヴェニスの商人』の中でポーシャに求婚しているモロッコ公使が選ん箱(箱は金、銀と鉛の合計3種類のものがある)の中に入っていた頭蓋骨の目に挟まっていた巻紙に書かれているメッセージです。箱の中にポーシャの姿絵が入っていればポーシャと結婚できることになっていたのですが、金の箱を選んでしまったモロッコ公使は残念ながら敗退です。
『その後の となりの億万長者』によると、アメリカ人の3.5%が億万長者なんだそうです。そういった人たちのほとんどは高級住宅街に住んだり、高級車に乗ったり、高価な洋服で着飾ったりすることはなく、一見ごく普通の人なんだという文脈で、シェイクスピアの
All that glitters is not gold.
「輝くものすべてが金ならず」
が引用されていました。
「ん~、深いな」と思って我が家にあったはずの『ヴェニスの商人』の対訳本を探しのですが、見当たらず…。絶賛行方不明中のようです。他に何かなかったかなと思って本棚を漁ってみたら西森マリーの『世界のエリートがみんな使っているシェイクスピアの映画』があったので開いてみました。すると、なんと1発目にこの名言が取り上げられていました。
この本によると、この名言はレッド・ツェッペリンの名曲「天国への階段」(Stairway to Heaven)の出だし部分にも引用されているそうです。
輝くものすべてが金だと信じている女性がいて彼女は天国への階段を買っている
これについて、レッド・ツェッペリンのロバート・プラントは
社会に何1つ還元せず、何の考慮もせずに欲しい物を常に手に入れている女性に関するシニカルな挿話だ
と語っているんだとか。
この本の著者、西森マリーは
ロック界の大御所にも引用されるシェイクスピアって凄すぎますよね!
言いますが、僕としては、シェイクスピアが凄すぎるのは、全くもってその通りなのですが、ロバート・プラントのセンスの良さも相当に凄いぞと思いました。
今日もブログの更新ができて嬉しいです!これから娘のスイミングに行ってきます。明日はまたラジオビジネス英語の学習メモをお届けします。
最後までお読みくださりありがとうございました。それではみなさん、また明日。Have a nice day!!!