突然ですが、iDeCoやってますか?
・自分で掛け金を払って運用する
・その掛け金は非課税
・運用中は非課税
・運用してきたお金を受け取る時は優遇措置がある
・ただし、原則60歳になるまで受け取れない
という制度です。
例えば、月額23,000円の掛け金だと年間276,000円になります。これが非課税となるため、住民税と所得税が年間数万円安くなります。年収が195万円以下だと41,400円、330万円から695万円の間だと82,800円も安くなります。いいですよね?
そうは言っても、どうしたらいいのか全然わからないという人も少なくないのではないでしょうか。
かくいう僕もそうでした。しかも、この手のものは手続きが複雑そうに見えて心理的なハードルが高いもの問題です。
まずは情報収集ですね。僕はほぼこの一冊でiDeCoを始められましたよ。高評価なだけかって、とってもわかりやすくてお勧めです。
注意事項なども含めてこの本を読めば大丈夫だと思いますが、本を読むのが面倒だという人もいるでしょう。でも、郵便局や銀行の窓口に相談に行くのは絶対にやめましょう。面倒でもまずはSBI証券や楽天証券と言ったネットの証券会社から資料請求をして下さい。
窓口では手数料の高い商品をすすめられるのがオチです。なぜなら、手数料は彼らの収益源だからです。手数料が高いからと言って、リターンが大きくなるなんてことはありません。安かろう悪かろうではないのです。
そして、面倒でもさきほど紹介したような本を読んだり、あるいは資産運用に詳しい人に相談しましょう。資産運用に詳しい人でも金融機関とつながっている人はだめです。あくまでニュートラルな立場の人が望ましいです。できれば対価として相談料を支払うなど相手の知識と時間を尊重する姿勢を示して相談をしてみるのが良いです。
フリーランスのファイナンシャルプランナーであっても、あなたにとってあまりメリットのない商品を売りつけることで金融機関からバックマージンをゲットできる仕組みがあるので注意が必要です。
僕も最初は証券口座の開設からちんぷんかんぷんでした。ですが、焦らず(ただしのんびりし過ぎないように)着実に進めていけば運用にのります。まずは情報収集(情報の出どころも注意が必要です)からはじめてみてください。
緊急事態宣言が発令されて自宅待機や在宅勤務で、少し自由になる時間が増えている人はこのタイミングではじめてみてはどうでしょう。
今回のエントリーでは
・掛け金は非課税
・相談は窓口(有人)では行わない
という2点についてしか触れられませんでしたが、iDeCoには他にもメリットや注意点があります。折を見てフォローアップできたらと思いますが、気になる方はご自身で調べて進めてみて下さいね。
そうそう、一番大切なことを伝え忘れるところでした。それは
「投資は自己責任で」
ということです。このエントリーを含めて世の中には様々な情報がありますが、最終的な判断はご自身で行って下さいね。「このエントリーを読んでiDeCoをはじめたけれどうまくいかなかった」と言われても何の責任もとれませんので。
くれぐれも「投資は自己責任で」よろしくお願いいたします。^^