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声の出し方と喉の使い方を学ぶ
ドクターDイングリッシュの初回レッスンを受けました。今日は2部構成。前半は公式テキストを使用した発音練習、後半はYouTube用に投稿予定の原稿の発音チェックをしていただきました。
テキストは6ページまで進みました。やはり喉を開いて声を低く出すのが難しいです。普段慣れていないので意識をしないとダメだめですね。さらにワンブレスで一つの塊の音を出すのも難しかったです。なんでも英語は日本語の4~5倍の息の量が必要らしいので、腹式呼吸の強化練習が必要だと感じました。
発音の常識を覆すメソッド
i:の音やæの音についても新しい発見がありました。これまでいろいろな発音教材にあった、例えばi:の音は唇を極端に左右に広げる、æの音は大きく口を開ける、といった説明を鵜呑みにして練習してきました。しかし、ドクターDのメソッドでは「口の形は後付け」と考えていると説明をうけました。口をあまり開かなくても様々な発音が可能であり、上手な発音をする人が結果的にそのような口の形になっているだけ、とのことでした。
実際に先生が口を閉じたまま腹話術のように発音する様子を見て納得しました。口の形に頼るのではなく、口の中の空間や喉の使い方が重要で、これが発音の核になるという点がとても興味深かったです。
子音と母音の滑らかなつながりを意識する
発音の中で特に難しいと感じたのは、子音と母音の連携です。例えば、「woods」の場合、wとooの音をスムーズにつなぐのが難しく感じました。wの「ウォ」という音からooの「オー」という音に移行する(同時ではいけない)流れがぎこちなく、練習が必要だと感じました。
また、ooの音についても新しい視点を得ました。coolやschoolの発音では唇をすぼめて「ウー」と音を出すように覚えていましたが、先生の発音では唇がほとんど丸まっていないことに気づいたので聞いてみました。口の中で空間を作り、そこで響かせる音が重要だという説明には衝撃を受け、これまでの25年間の思い込みが覆されました。
子音クラスターと音の滑らかさ
さらに印象に残ったのは子音クラスターの話です。例えば、「improve」の場合、pの音を出す時点で既に舌をrの形にしておく必要があるとのこと。そうしないと、pの音からmの音へスムーズに流れず、日本語っぽい発音になりがちです。「free」の場合も同様で、fの音からrの音への移行をスムーズに行うことが重要だと学びました。
また、「question」などの[tʃən]の発音が、実際には「チョン」ではなく「ション」と聞こえる(発音する)ことも新たな発見でした。今まで何気なくスルーしてきた単語たちが、こうしたルールに基づいて発音されていたことに驚きました。
体験レッスンに続き今回もたくさんの学びがある素晴らしいレッスンでした。次回まで猛烈に練習に励みます!
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